Z32のECUに関してです。
ECUとはエンジンコントロールユニット(Engine Control Unit)の略で、日産自動車の場合は「NISSAN ECCS」(ニッサンエックス)という固有名称が付いています。Electronic Conetrated Engine Control Systemの太字の頭文字をつなげたものですが、ECUといった方が分かりやすいので、ここではECUと呼ぶことにします。
ECUの役割
ECUとはその名の通り点火時期、燃料噴射のタイミングや噴射量、ABSなど車の制御ほぼ全般を行っているユニットです。入力し記憶されたデータを元に指令を出しています。
ですので、このデータを変えることができればエンジンへの制御の仕方も変えられる訳です。制御データに介入してエンジンのパワーを上げるチューニングをECUチューニングと呼びます。主に点火時期と燃料供給量のデータが書き込まれたROMを交換または書き換える、ROMチューンという方法が一般的です。
Z32 予備ECUの購入
今のところROMチューンをするつもりは無いですが予備のECUを持っていても良いかなと思い、Yahoo!オークションで購入しました。
上の写真1は元々Zに付いていたECUで、下の写真2が入手した純正ECUの中古品です。「HM」のアルファベット部分と赤い四角の番号が同じものを手に入れました。年式によってアルファベットも番号も違うようですが、違う年式のECUを取り付けて調子が悪くなったらイヤなので全く同じにそろえました。
Z32 ECUの交換方法
動作チェックのため交換してみます。
Z32のECUの場所ですが、助手席の足元です。フロアマットを取ると黒く塗ったベニヤ板が出てきます。それを固定しているボルトを緩めて外すとECUが現れます。
ドライバーとソケットレンチで外れます。
写真3は交換途中です。ECUとハーネスはきっちりと差し込んで固定して下さい。
試しに走ってみたところ、途中で「ブロブロブロ~」っとハーレーのような排気音になったので慌てて路肩に停めました。ハーネスが最後まで刺さっておらず、1、2気筒死んだ状態になったようです。(汗)
交換の際は注意して下さい。
ECU自体は全く問題なく動作したので良しとします。
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