Z32マフラー交換その1

Z32用 VeilSide (ヴェイルサイド)のマフラー

マフラー交換についてです。
私のマフラーに対しての条件は2本出しであること、機能が良く、見た目も良いこと。
この条件に合うマフラーはVeilSide (ヴェイルサイド)のものでした。
ターボ用のものしかラインナップがありませんでした。
私のZ32はNAですが、少し工夫すれば問題なく取り付け出来ます。
ヤフーオークションで落札しましたが、35000円ほどだったと思います。
最近は出回ってないようですね。
下の写真1の物です。

その他Z32の社外マフラーについては以下より検索結果を表示できます。

写真1 ヴェイルサイドマフラー写真

組み付け前のマフラー写真を撮っていなかったみたいで、こんな写真しかありませんでした。

Z32純正マフラーの取り外し方法

さて、作業説明に移るわけですが、下の図1・図2は整備要領書のマフラー部分です。
私のZは2/2シータですが、一応2シータのものも載せておきます。

図1 マフラー部分整備要領書 2/2シーター

図2 マフラー部分整備要領書 2シーター

まずはジャッキアップ。
リフトがあればかなり作業効率も上がりそうですが、無いのでパンタジャッキとウマです。
前輪に車止めを噛ませるのを忘れないでください。

写真2 ジャッキアップ写真

写真3の「センターブレース」と「インシュレーター」(図1の①)を外し写真3・4の赤丸のマフラー接続ボルト8箇所に潤滑油を吹き付け、しばらく置いておきます。
これは、排気熱の影響でボルトが固着して固まっている事が多いからです。
ちなみに、「インシュレーター」はちょうど触媒の下に2箇所ついています。

写真3 マフラー接続部分1 中間パイプ～メインマフラー

写真4 マフラー接続部分2 触媒～中間パイプ

柄の長いレンチを使うとすぐに取れます。
無ければホームセンターで売っているスチールパイプをレンチの柄の部分にはめて、レンチの長さを長くすると良いです。
接続ボルト8箇所が取れたらマフラーをマウンティングラバー(図1参照)から外します。
マウンティングラバーも8箇所あります。
まず左右のメインマフラー(図1 リアマフラー部分)から取り外します。
次に中間パイプ(センターマフラー、図1ではエキゾーストチューブと表記)を取り外します。
触媒との接続部分がスタッドボルト(全ネジ)になっているのでリア側にスライドさせて引き抜くように取り外します。
非常に重いので作業は慎重に行ってください。
これで下記写真5・6のようにマフラーが取れます。

Z32純正マフラー取り外し後の状態

写真5 マフラー取り外し後1 触媒部分

写真6 マフラー取り外し後2 リアビュー

写真5は触媒部分をリア側から撮影したものです。
排気音が気になる場合はフランジサイレンサーをこの触媒と中間パイプの間に挟むのも有りですね。
特にヴェイルサイドのマフラーの場合マフラーの出口にサイレンサーを付けるとヴィジュアル面が損なわれてしまうので…。
マフラーの出口の見た目にこだわる方にはお勧めです。
私も使用していますが取り付け方法はまた別の話。

「Z32マフラー交換その2」につづく。